(ドアの向こう、下手な歌)ウィーウィル、ウィーウィル、ロックユー!(ろっくゆ)
(ドアが開く音)がらり!
よお、みんな元気かー? 俺はシンクロ見てて足がつりそうになったけど、みんなはどーだ? ところで彼女とナニをやってるときに足がつると、たまんねえよな? ってみんなは経験ないのか?(え?アレ?ほんとに、そうなったことない?)
んじゃ、また本文、続きいくぞー。全然進まねえけどな。ってか、その前に。この前、クイーンの「バイシクル・レース」の歌詞に別の意味あるのか?ってとこちょびっと気になってな。歌詞をググってみたんだわ。しかし、今の世の中、簡単に歌詞が分かって、すげえ世の中になったもんだぜ。googleで、グループ名+曲の題名の一部+lyricsで一発で出てくるもんな。俺なんてアレだぜ、昔、気に入った曲があっても、そもそも、レコード買う金がねえし、ラジオでエアチェック(死語か?)なんかして聞いてたわけだが、まあ、すぐに、どんなこと歌っているのか知りたくなるわけだわ。で、聞き取りっていうか、何度もカセットテープを巻き戻して、歌詞を書き取ったもんだぜー。たいてい、全然、つながらない英語になってたけどな。それが今は、ググって一発だもんな。
で、なんだっけ。ああ、「バイシクルレース」の歌詞だ。ググったら、次の通りの出だしだとわかったよ。モロじゃん。
I want to ride my bicycle
I want to ride my bike
I want to ride my bicycle
I want to ride it where I like
何がモロって、rideって動詞がモロだぜ。「乗る」だが、こいつはアレの体位のときによく使うんだわな。日本語でも同じか? ともかくフレディは「俺のバイ(しくる)に乗りてぇ」っていきなり直接、心情吐露してるぞ。まったくしょうがねえなあ、フレディのおっさんは。フレディって言えば、中野英次の「魁!クロマティ高校」にフレディが出てくるよな。画像探したぜ。

てか、画像探しついでに得た情報だが、「魁! クロマティ高校」が実写映画になるそうじゃねえか。少年マガジンで読むのはこれと「はじめの一歩」だけなんだが、その内のこっちが映画化するってかよ。まじヤバイな、これは。すでに映画化前にしてぽしゃるのがミエミエだぜ、こりゃ。
ちなみに、この「バイシクル・レース」のジャケットがこれな。

うーん、実にいい味出してるジャケットだ(うっとり)。バイシクルの裏面がFat Bottomed Girlsだってさ。bottomはお尻な。お尻ってのはいくつか言い方があって、assってのが一番、お下品で、次がbottom、お上品なのがrearって感じで捉えてるぞ。ほとんどrearしか使わないのがdeirdreなんだが、そこらへんの話しはまた後だ。なんてったって本文の翻訳を進めねえといけねえし・・・。
てか、このクイーンのジャケ写真見ると昨日の女子トライアスロンを思いださねえか? いやまじで。いや、改めて思ったんだが、スポーツ中で一番エロティックなのは、自転車競技じゃねえかと、この2日ほど思ったわけよ。お尻マニアってわけじゃないが、かなりのもんだぜ。劇的逆転のオーストリアの選手なんかビーチク、ばっちりだったぜ。男の方も、ケイリンでのスタートのところだけを見たんだが、フランスの選手がもっこりを露わにさせてたし(予選最下位だったけどな)
えーっと・・・何だっけ? ああそうか、今日の本文を進めなきゃいけなかったんだよな。おーし! 分かってるって! じゃあ改めて本文に入るぞ! この前の続きの文はこいつだ!
While staying in Nashville,we ran into a week of constant rain,so sightseeing was very limited.
とりあえず文法的説明だ。文法は大切だぞ! じゃあ一気に行くから、よーく聞いとけよ。出だしのところは、いわゆる接続詞+分詞構文ってヤツで、分詞構文だと付帯状況だか時か条件か譲歩か何だかわけがわからねえから、意味を明示化するためにwhileってのをくっつけて同時進行ってのをはっきりさせているわけで、そこの中のstayingってのが、分詞のstayingなんだか進行形のstayingなんだか和姦ねえと言えば和姦ねえが、んなことはwhileの与える意味からどっちにせよ進行形の意味にしかなんねえわけで、深く突っ込むのも無意味っぽくて、じゃあ主節の方はどうなっているかというと、こいつはちょろくて、run intoの意味とconstant rainのところをちょびっと工夫すれば分かるだろってレベルだと思うわけよ。
とりあえず訳せば、「ナッシュビルに滞在している間、私たちは、コンスタントな雨の1週間に出くわした。そこで、観光は非常に限定されていた」となるわけだ。だが、こいつは機械でもできる訳なわけよ。いや、マジで翻訳ソフトでここまで訳せるかどうかも和姦ねえがな。
まずは「私」はダメで「俺」だな。前回のところで、とりあえずそうするって決めたし。で。「俺」できたらヤッパ、「たちは」じゃなくって「たちゃ」となるわけだ。まあ、ここら辺はチョロいルーティンだな。次に、いきなりナッシュビルかよ!バケーションで行った旅行先がナッシュビルってこったな。ここも何か説明入れないと唐突すぎるぜ。
問題は、a week of constant rainで、これは、いくつか訳の選択肢が出てくるってわけよ。「いっつも雨ばっかりの1週間」とか「1週間、雨ばかり降っていた時期」とか「丸1週間、雨が続いた」とか「しょちゅう雨が降っていた(で、どっかに1週間って意味を突っ込む)」とかな。ここんとこどうするよ?
1週間に特別な意味が込められているかどうかも要チェックだな。constantってのを使ってcontinuousというのを使わなかったってところも要チェックだし。この二つではconstantってのは、ちょびっと、「一定のまま、変わらない」って感じで、一方、continuousってのは動詞のcontinueからも推測つくかもしれんが、どっちかっていうと、「連続して」って感じだ。そっからすると「雨が続いて、一定のまま、晴れ間が見えない」って感じだわ。近いのは「雨ばっかり」っていうのが近いかもな。
で、soの後はチョロいわ。「観光は非常に限られていた」じゃあ固すぎだから「観光するにも、あんまりできなかった」くらいにしとこう。
でもってだ。通して訳せば、「俺たちゃ、ナッシュビルに来てたんだが、あいにく、滞在してる1週間、雨ばっかりで、観光もろくにできなかった」ってのはどうよ?
ちなみに、「1週間」と「雨ばっかりで」の間に句点を入れるのは俺の趣味だ。つなげちゃうと、「1週間雨ばっかり」となって「間雨」と読み間違えそうになるのが嫌なんよ。漢字と漢字がくっつくときはどうしても句点をいれちまうのさ。ダメか?
って、んなのはどうでもいいとして、ナッシュビルってどこよ?昔、「ナッシュビル」って映画あったの知ってるか?発音がどっか「アッシュビル」って聞こえそうだな。えーっとだな、とりあえず地図を見ると・・・・って時間じゃん。じゃまたな! 教室に鍵をかけてよからぬことしちゃダメだぞ! ちっ、きょうは頑張りすぎたぜ。
(授業終了のベル)
よお、みんな元気かー? なんだか異様に暑い夏だったが、涼しくなるのもはえーな。ていうか、もう夏も終わりかー? ギリシャは暑そうだけどな。マラソンでゲロ吐くし。でもすげえな、同国でマラソン2連覇ちゅうのは。
んじゃ、早速、本文にはいるぞー!第一パラグラフがこいつだ!
This story happened in the summer of 1978,before fatal diseases got started to what it has become today. My ex and I were traveling over our vacation. While staying in Nashville,we ran into a week of constant rain,so sightseeing was very limited. We decided to kill some time and have some sex fun,so I had my wife dress up in a very revealing,sexy outfit that showed off her luscious 40" DD's to best advantage. She had a stunning amount of cleavage showing,almost to her nipples.
しっかし、なんでこいつは、コンマの間にスペースを入れないんだ?何か訳あるのか? ピリオドの後にまでスペース入れなかったらめちゃくちゃ読みづらくなるが、そこまでしてないんで、そこは許そう(お、偉そう)
最初の文からいくか。
This story happened in the summer of 1978,before fatal diseases got started to what it has become today.
って、いきなり和姦ねえじゃん(泣)つか、最後のto what it has become todayとこ。このtoは何だよ、このtoは? startしてto以下のものになった、って意味か?まあ、そこら辺だろぉ(ごまかし)
コンマの前までは楽だよな。「この物語は、1978年の夏に起きたことだ」でいいだろ。それにしても、1978年かあ、俺、学生だったよ(笑)。酒の味を覚えた頃だったかもなー。と言っても、ビールのロング缶1本でほんわかいい気分になれてた頃だったぜ。でもって、近所の店に、エロ本の自販機が置いてあったわけだ。もちろん明るいうちには、恥ずかしくて買いに行けなかったわけだが、勉強してて、深夜になってビール1本かっくらうと、ちょびっと気分が高揚して、ひょいひょいと買いに行ったもんだよ(笑)。エロ本と言っても刺激の強いのは自販機では売ってなくて、「エロトピア」みたいなエロ漫画雑誌だったなあ。てか「エロトピア」って、まだあるのか?
で、カンマの次だが、ここのfatal deseasesってのはアレだな。エイズだよ。80年代に入って間もなくだったよな。fatalってのは、「命にかかわる」ってことだな。「危険な情事」って映画があって、そいつの原題がfatal attractionだったぜ。アレも、ヤバイ女に引っかかってしまって、命を狙われるって筋だったな。まあ、俺の場合、体がいい女だったら(で、殺されるんじゃなくって、気持ちいいまんま腹上死できるなら)別にいいけど(笑)
エイズって言えば、それが流行りだした頃、俺の場合、学生のときだったんだが、なんだ、憧れの彼女が、ロスに留学なんかしちゃっててなあ。しかも、日本に帰ってくるたびに、違う外人男を連れてくるもんだから、心配つうか、妄想しちまって堪んなかった思い出があるよ。俺の方がTIMEとかの記事を読んでて、エイズのことに詳しいかったのだが、その「憧れの彼女」ったら、俺の紹介を聞いてちょっとびびってたみたいだったぜ。ちくしょー、やっぱ、アメリカでやりまくってたんだぁ!って泣き濡れたよ、俺は。
それと、やっぱり大ショックだったのはフレディー・マーキュリーな。いかにもハード・ゲイのクルージングをやってそうだったが、ほんとにエイズになっちまうとは。トホホだったぜ。もっとも、クイーン自体は、せいぜい「オペラ座の夜」辺りまでが良くって、ラジオガガとか、バイシクルとか歌いだすころはもう呆れ果ててたのも事実だ。お、今、曲名書いて気づいたが、「バイシクル・レース」って、ひょっとして、その「バイ」ってところ、何か意味あったのか?「バイセクシュアル・レース」ってか?
で、どこまで行った?ああ、カンマの後か。「致命的な病気がはやりだして、今日のような状態になる前の時代だ」くらいでどーだ?「今日」は「きょう」じゃなくって「こんにち」って読んでくれよな。しっかし、whatの後のitはなんなんだよ! fatal deseasesを受けてるんだから、複数のtheyにしろっつうの!
で、次の文。My ex and I were traveling over our vacation.
exは、もう言ったよな。ここで主人公は夫だから、exだけで「元妻」だ。「元妻と私は、休暇で旅行していた」くらいか。ちょっと引っかかるな。確かにタイトルでexと出てるから、いきなり「元妻」でもいいかもしれんが、ちょびっと読んでて戸惑うと思うのだよ。「70年代当時は結婚していたが、今は離婚してしまった妻」というのを説明して入れておきたいのだな。「今は別れてしまったが、当時、妻だった彼女と一緒に、休暇で旅行に出ていた」とすると分かりやすくなる感じがするな。
もう1つ、厄介なのが1人称の訳し方なのだよ。この作者、70年代で結婚してたとすると、もう40は超えてるおっさんだ。その場合は、やっぱ、大人ぶって「私」が妥当か?だが、俺だって似たような年代だが、普段は「俺」だし、「僕」だよ。ここんとこは、いっつも迷うところだ。他に「おいら」もあれば、「ボク」もあるし、「おれっち」、「僕ちん」、「アタクシ」まであるからな(笑)しかも自分の呼び方が変わると、それに応じて、文末のほうもいろいろ変えなくちゃいけねえし。
ここでちょびっと先読みか? なんとなく、ワイルドなライフスタイルのカップルらしいのは読める。そこをとって、「俺」にするか。どうすんべー。
(って迷ってるうちに、授業終了のベル)
よおみんな、こんばんは。元気か? 今度、「エロ翻訳講座」の代理講師を仰せ仕りましたですアッヒュと言うものですだ。あいにく歯が抜けてて発音がショボーンなんだが、んなこ、それはそれでまあいいでしょう(おい、日本語だいじょぶか?)
じゃ早速いくぞ。今回の教材はyw???のJeepstar氏作のExWife G.H.Slutだ。
とりあえず原文が
これ。英語読めちゃう人は俺のたわごと無視してくれよなー。
いつものように先読みはほとんどなしでいくぜ。先読みしちゃうと訳す意欲が消えちゃうからな、先読みは最小限ってことは必須条件だな。これはマジ、翻訳家になりたい人はやちゃーいけません。あったりまえです。
だがだ、とりあえず、ここはエロなのだ。だから、新鮮さこそが活力のもとなのだよ。
だから先読みすべきなんてのお構いなし。新鮮さが消えるもんな。ともあれエロばんざいってこった。Repeat after me! エロばんざい。(オー、Ero Banzaai!)
おい、それにしてもタイトルが変だよな。
ExWife G.H.Slut.doc (Inter) (Impreg) (SlutWife)
by Jeepster
だってよ。
ここんとこの、G.H.てのは良く和姦ねえが、.docってあると頃から察して、マイクロソフトのWordで文を書いたんだろう。で、最初の単語のExWifeだが、このEx-ってのは良く出てくるよな。この前の「キャント・バイ・ミー・ラブ」の後編で出てきたポールってヤツ、あいつはEx-husbandだ。元夫ってこった。だから、ex-ってのは「元」何とかって意味な。こいつは使えるぜ。ex-boyfriendとかex-girlfriendもオーケーだ。
てか、日本語でも「元カレ」とか使うようになってるけど、こういうのあまり使いたくないような気もするよな。
しっかし、あの「キャント・バイ・ミー・ラブ」の元夫のポールってのも変なヤツだったな。ウェンディをヤルのはいいんだが、最後はヤリ逃げっぽいしな。まあ、あいつが変なヤツっていうより、ウェンディがやな女だったってことか。ポールが別れたのもそこらへんに理由がありそうだしな。
でもよ、「キャント・バイ・ミー・ラブ」の話しだけど、自分の家に妻の元夫が来るってのはどうよ? 俺はたまんねえぜ。まして、その元夫が妻のバージンを奪った男だったら、チト、苦しまねえか? いやマジで。
いや、順序的にヤバイんじゃねえかと思うわけよ。元夫とはなんだかしらねえがワケあって別れたわけだ。離婚ってのはそりゃエネルギー使うこったと思うぜ。その多大なエネルギーを使って別れたわけだ。そんだけ、いやな男だったってわけだ。で、自分と一緒になったと。にもかかわらず、その元夫を家に呼ぶんだぜ。こりゃ、序列的に、妻の脳内では、元夫>自分 ってなことになってるじゃん。これまずいよ。俺のどこがダメだったんだよー。タバコやめなかったことかよー?酒か?ちんぽかー(致命的
で、これって元夫ばかりじゃなくって「元」がつく男女なら、全部に当てはまるな。
えっとex-はそれだけでも、「元」何とかの代用になるわけだが、これはもうこれくらいでいいかな。てか、いまオリンピックの柔道見てるんだが、重量級男女のアベック金メダル、これはすげえぞ。女子重量級でトップをとったってところがすげえぞ。
そう言えばだが、中量級の女子柔道で日本選手が金を取ったのだが、あんときの途中敗退したヨーロッパ選手たちのマナーが実に洗練されていなかったかと思うだが、どうだ? どこの国のどの選手だったか忘れちまったんだが、かっちょええおねえちゃんだったぜ。日本選手もああなって欲しいもんだぜ。
えっとどこまでいったかって言うとex-wifeんとこか。次のG.H.ってのは多分イニシャルだな。ストーリーを追ってるうちに分かるベー。
ところでだ、そのタイトルの後の(Inter) (Impreg) (SlutWife)ってとこだが、こいつはおもしれえと思うんだぜ。これはすべて、ストーリーのジャンルを表す記号なわけだ。最初のInterが特に笑える。これはInterracialの略だ。inter-ってのは「〜をまたがって」ってことでracialってのは「人種の」ってことだから、異人種にまたがってってこった。インターナショナルは国家・人民をまたがってってことのinter-な?racialってのは「人種」のraceの形容詞な。
異人種またがってって言っても、そこはこのサイトの話しだ。もちろん、黒人男+白人女ってこったろう。多分な。
impregってのはimpregnationの略だわ。im-は「〜にする」って意味。pregnantは「妊娠」、だから「女を孕ませる」ってこったな。
Slutはもういいだろう。超頻出単語だ。この単語、しらねえではまだまだワイフ物は極めてねえぜ。slutの意味が、ずばっと、すらっと出てくるようにしとけよな。俺たちのアイドル、「淫乱女」がその意味だぞ。ちなみに形容詞はslutty。bitch「ビッチ」ってのもスラットと似た意味だったんだが、今は、薄っぺらくなっちまって、こいつは使えねえぜ。てか、あんまり安っぽいので、俺個人は、たとえ原文に出てきても使いたくねえな。得意になって使ってるラップ・フリークを見かけるけど、悲しくなるな。ビッチを使っても平気な文脈で、平気な仲間のところで、そいつを使うんだったら、今は、すらっとslutって言っておけ。いやマジで。
てか、時間じゃねえか?まだ本文にはいってねえんだが・・・まあいいか・・・
じゃまたな(授業終了のベル)
ビックリマークの数は8つが正式です。まずはあらすじ。gooからそのまんま。
タイの片田舎、のどかなノンプラドゥの村では、人々を災いから守ってきたオンバク像の感謝祭が執り行われようとしていた。そんなある晩、オンバク像の首が切り取られ、村の外に持ち去られてしまう。犯人は村の出で、今はバンコクで密輸団の手先となっているドンという男だった。災いを恐れる長老たちは、村一番のムエタイの使い手である青年ティントに白羽の矢を立てる。村人たちが貧しい暮らしの中から集めた旅費を手に、ティントは一路バンコクへ旅立った。初めて見る大都会でティントはドンの居場所を探し始めるが…。

とりあえず、タイの田舎と都会のコントラストがすごすぎ。田舎は一体いつの時代だと目を疑うし、バンコクの方も一体いつの話だ、恐ろしすぎるじゃねえかとチビリそうになります。てか、麻薬はやめろよ(たとえ映画の中でも)
だがそういうところを別にすれば、というか格闘技ムエタイの繰り広げる生身の肉体アクションを見て興奮する映画だと割り切ってみれば、最高傑作です。前屈、膝から下15センチがギリギリの、硬直しきった体をもつアタクシですら、見終わって体が軽くなった感じがしました(というか、見てて痛そうと思ったところは数限りなし)。ブルース・リーとジャッキー・チェンの映画のタイ国バージョンと言っていいと思います。但し、ブルースリーの映画のような、不正に怒りがドドドっと蓄積されてガガガっと開放されるって点に関しては、この映画はすこし欠けるし、ジャッキーのオヒョー!すごっ!マービラス!って感じのユーモラスな点にも少し欠けてます。中途半端といわれてしまいそうですが、別の言い方をすれば、両方楽しめる感じです。主人公のひと、体はすごく動くけど、セリフが少なかったなあ。ひょっとして演技が下手なのかも。まあそれはどうでもいいや。
相変わらずgoo映画からのあらすじ引用:
19世紀、産業革命時代のロンドン。第1回万国博を控え、街は人々の活気であふれていた。発明一家の三代目レイ少年も、毎日を自作の発明品と格闘しながら暮らしている。ある日レイの元に、渡米中の祖父ロイドから風変わりな金属ボールが届く。そこにオハラ財団を名乗る男たちが現れ、ボールの引き渡しを求める。戸惑うレイの前に現れたのは、なんとロイド本人だった。「ボールを渡してはならん」という祖父に促され、わけもわからずボールを抱えて逃げ出すレイ。そのボールこそ祖父と父の画期的発明“スチームボール”だったのだ!

僕の場合、大友克洋と言うと「童夢」を思い出し「AKIRA」を思い出します。共に青年向けコミックに書かれていた方のです。アニメのAKIRAは、特にアメリカで絶賛されたけど、アレもダメダメでした。大友のアニメではMemoriesが良かったかな(これの中の「大砲の街」の拡大判がこの映画と言ってもいいと思う)。そういう大友=サイキック・パンクとの刷り込みができているアタクシにとって、これは一体何なのだ、大友は伸ばすべき方向を間違ったんじゃないのかと、唸ってしまう映画でした。作ろうとしているのは少年向け冒険活劇なのでしょう。それを圧倒的な画力で描いてみましょうということなのでしょう。ついでに機械と言えば歯車で動き、蒸気機関が基本動力で、発明が好奇心溢れる庶民にも成し遂げられる時代に対するノスタルジーを駆り立てましょう(あるいは、その原点に戻ろうぜ、というメッセージを送りましょう)ということなのでしょう。が、それをどうして大友がしなくちゃいけないのだ。大友はそういうのが得意じゃないように思うのだが。ていうか、そういうのだったら手塚治虫がいたわけだし、宮崎駿がラピュタあたりのときにやろうとしたことじゃないかと思うのだし。いや、手塚なき後、宮崎がややこしい方向に変わっちゃったので、隙間的に大友がそれをやろうとしたということか? いいよ、しなくても。それに、宮崎ならこういう少年主人公の冒険活劇は(未来少年コナンやルパンなどで)訓練が出来ていたが、大友にはその面での技量をつけた経験があったのか? ないよ。大友は宮崎駿になりたかったのか? ならなくていいのに。
何が悪かったのかなあ。ストーリーラインはいいとして、細かなセリフがいかにも二番煎じっぽい。いや、ストーリーライン自体、やっぱりありきたりな科学観で見ていて、あーあと言ってしまう。それに役者が変なのだ。
ああ、そうなのだ。いま思い当たった。役者がギクシャクしているのだ、この映画では。アニメで役者も何もないと思うが、言い換えれば、出ているキャラクターの発声の仕方(これは声優の問題)、キャラの手足の動かし方、きめセリフの言い方、その時の表情、体の動かし方がすべて変というか古臭いのだった。アニメで登場人物たちに「演技」をさせているのは100%作り手であるのだから、これは作り手たちが勘違いしているとしか思えないのだった。例えば、ある登場人物が大言壮語を語るとき、どんなポーズをとるだろう? いまどき、両手を広げて、昔の独裁者の演説のようなポーズを取るだろうか? それで通用するのは昔のアニメにでてくる典型的独裁者キャラであり、今はそれじゃあ失笑してしまうはず。実写映画でそういう演技をしたら、その役者はへぼと言われるはず。たとえ少年少女向けの映画であっても、もう少しソフィスティケートされているもんでしょう。だが、この映画の場合、キャラたちはありきたりのポーズをして、ありきたりの表情で、「演技」をしているのだった。定型化した演技ばっかり。
なお、歯車や古風なロボットや、弾丸列車などのイメージは、「キャシャーン」にも、この映画にも出てきたけど、ああいう19世紀末〜20世紀初頭のSFに出てくるようなイメージは今の流行なんでしょうか? そうかも。