
★★★

これまたレスが非常に遅くなってしまいました。
そうですね、もう、いろいろ考えさせられた映画でした。のぼせ上がった人類を分断させるために神はバベルの塔を破壊した。それでも、人々は、やっぱりコミュニケーションを希求しているのですね。言葉では伝わらなくても何とか心を通わしたがる。これはもう本能です。なのに伝わらない。言葉が通じない世界もあれば、言語は同じでも伝わらない場面もあり、そもそも耳が不自由なため伝わらない人も出てくる。心が伝わらない、けど伝えたい、とそんな人々が描かれていました。特に冒頭の、ライフルを撃ってしまった子供たちが可哀想で、可哀想で・・・
色付きの文字BABEL見ました。上映中はあれこれ考えていると、話がポンポン先に進んでしまうので、立ち止まって話しの意味を理解できなかったのですが、後から考えてみると、ジワジワきました。
最後に間宮刑事に渡した手紙の内容はあきらかにされませんでしたが、私は「今自分自身が満たされていない思い」か「母親の死の真相」だったのかなと思います。国が違うと言葉も変化するので気持ちを理解しあえない・・・奥底にある『ココロ』で伝え合いたいということがテーマだと思いますが、そんなのは奇麗事でどんなに心が通じ合ってても言葉で話さなきゃ相手のことはみえてこないのではないか・・と思ってしまいました。