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「ボーン・スプレマシー」

前作「ボーン・アイデンティティ」を受けての続編。

*前作:
記憶を喪失した男、ジェイソン・ボーンは以前の事件で自分がどんな男であったかを知る。冷徹に任務を遂行するエージェントを生み出す極秘プロジェクト"トレッドストーン"が生み出した最高傑作、それがジェイソン・ボーンだ。自らの真実にたどり着いたボーンは、トレッドストーン計画の提唱者のコンクリンに、「俺は死んだ。俺を追うな。追ったら殺す」と宣告し、過去を捨てる決意をした。真実への道を共にしたマリーと人間らしい新しい生活を始めるために。

*本作:
 あれから2年。ボーンとマリーは、人目を避けて暮らしていた。ボーンの記憶は完全には戻らず、毎夜のように過去の悪夢にうなされている。苦悩するボーンを慰めるマリー。
 ボーンは町で危険な匂いを漂わせる男に気づく。ボーンの本能が警鐘を鳴らす。同じプロの暗殺者、ターゲットは自分。正体を問う間もなく、灼熱と喧騒の街を背景にしてのカーチェイスが始まる。そして男のライフルはマリーの胸を射抜いた。新たな人生をマリーと共に生きると決意していたボーンにとって、マリーの死は記憶を喪失してからの時間を振り出しに戻すことを意味していた。フラッシュバックする記憶の断片を確かめること。それが今のボーンにとって為すべきことだ。

001.jpg

と、そういうストーリーです。主人公の目的は、自分が何者で、記憶をなくす前どんなことをしたのかを探ること。多分、人を殺す仕事をしていたらしいのは分かる。もしそれが人道にもとる殺しだとして贖罪しなければならない。それに、何者かに命を狙われているのも事実で、それから逃れる必要もある。さてどうするか? これがポイントで、これさえ押えておけば、前作を見ていなくてもものすごく楽しめる映画だと思います。

 と、そう言うと、いろいろ説明的な描写やセリフが盛り込まれていて、観客が理解しやすいようにできていると思いがちですが、この映画はその対極です。分かりやすいセリフや人間関係や情緒を説明する描写は、(あるのは確かだが)非常に少ない。ひたすら登場人物が、それぞれの目的を達成するために、行動しまくる描写しか出てきません。しかも、その描写の画面も非常に見づらい(笑)。

というのも、画面は手持ちカメラによる撮影が大半で、しょっちゅう、グラグラ揺れているからです。カット割りも異常なくらい多くて、ビキビキと切り替わります。実に見づらい。そして、その揺れて不鮮明な画面に、ちょこまかといろんなヒントが隠れていたりする。見ている我々の脳の視覚処理の限界を試しているような画面です。真剣に画面を追っていくと、次第に脳が麻痺してきて、処理能力が追いつかなくなっていくのを感じます。むしろ、観客の脳がそうなるのを意図しているとさえ思える画像。記憶を持たない主人公のボーンは、恐らく頭をクラクラさせつつ目的達成に向けて知力と体力を駆使して行動していくわけですが、それを観客にも追体験させる(いや単に前の方の席に座っていたからか?)

最近の普通の映画に比べると、この映画は1時間50分程度ということで、これも短い映画に分類されると思います。ですが、正直、この画像ではこの長さが限界でした。情報量の多い画面、そしてその情報の読み取りを妨げるような揺れる手持ちカメラ、そしてひたすら寡黙に行動する主人公。ああ、極めてストイック! ハリウッド映画ながら、ちゃらちゃらいろいろ感情描写を盛り込んだり特撮で驚かせたりする甘っちょろいそんじょそこらのハリウッド映画とは正反対の映画です。僕は見ながら、まじで手に汗を握ってました。身を乗り出して画面を見てました。

主人公のボーンをマット・デイモンが演じてます。ゴリラ顔ですが、こいつの行動がすごい(というか「見せる」)。肉体の反応速度より、脳の処理速度の方が速いこと、そして、迅速に状況に対処するためには、その情報処理速度に見合った速度で判断し、しかも判断してから行動するのではなく、判断しながら行動するのが最善であることを、ビシバシと行動で示してくれます。極めて局所的にその場その場で得られる情報から即座に判断し行動していく。視覚、聴覚その他の感覚から得られる情報と過去の断片的な記憶、それらから合理的に最も妥当な、つまり最小リスクで、最大効果の行動を選択し、それを行う。序盤は別として、ほぼその行動だけで成り立っているような映画。その主人公の姿を見ているだけでゾクゾクしてきます。

こういう主人公、一昔前だったらスティーブ・マックイーンがやっていたんだろうなあ。マックイーンが演ずるボーンというのも見てみたいなあと思いながら帰ってきました。
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