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「ミラクル7号」

goo映画から

父ティーと2人で超ビンボー暮らしをする小学生のディッキーは、ガキ大将のジョニーの持つ最新ロボットペットを見て、自分もほしいとティーにねだる。しかしティーがくれたのはゴミ捨て場で拾ったゴムボールのようなものだった。が、実はそれはUFOが置いていった物体で、ふとした拍子にスイッチが入り、4本足のかわいい生物に変身。ディッキーは「ナナちゃん」と名付け、その生物の未知のパワーに期待を寄せていくが……。


ミラクル7号
★★★★★

・原題は「長江7」。どうしてミラクルに?
・チャウ・シンチーは、いっぽ後ろに引きさがり、かわりに子供と宇宙生物のおもちゃ?が前面に出され、子供向けの楽しい映画になっている。そして子供向けではあるのだが、妙に涙腺を刺激されてしまったアタクシなのだった。
・中国は格差社会化が激しいときく。沿岸部と内陸部という地域格差が大きいらしい。そして、この映画が舞台となっている沿岸部にしても、内陸部から出てきて労働力となっている人々と経済支配層になっている人々との格差がある。
・中国は共産国じゃなかったのか?共産国とは富を国民に平均的に分配するシステムを持った国ではないのか?まあ、それではやがて立ち行かなくなると察知したのだろう。小平は、とりあえず沿岸地域だけでも富国化しようとした。富国化し、その富を全国に分配しようと。
・その路線の前提となっているのは、金持ちになった人は、「自分が金儲けができたのは自分の努力もあったけれども、自分の努力だけでは実はダメで、やっぱりみんなの助けもあったからだ。自分は運が良かっただけだ。今は貧しい地方の人々にも何がしか分けてあげる責任がある」という謙虚な心情が人々に共有されていることであり、もう一つ、貧しい人でも確かな教育を受け、努力を続ければそれなりの生活を送れるようになれるという社会システムの保証であるはずだ。
・富裕層が謙虚な心情を持ち、かつ、非富裕層が教育を手がかりに向上心を持ち続ける。これは高度経済成長時の日本やアメリカにもあった2つの大きな前提だったような気がする(偉そう:笑)
・今の中国は、日本は、アメリカは? 富裕層はひたすら強欲になり、かつ、強欲であることが資本主義では美徳であり、悪いことではないと開き直り、謙虚な心情を失っているのではないか。そして、非富裕層が寄る辺とする教育さえも、富裕層でなければ手が届かなくなってしまっているか、あるいは教育自体の意味が失われてしまい、学校の勉強など社会では役に立たないとのスローガンが蔓延しているのではないか。
・この映画ではチャウ・シンチーは建設労働者をしている。建設途中のビルの鉄筋の上から高層ビルが林立する大都市を眺めるシンチーの瞳は実に悲しみに溢れていた。ここあたりの10秒ほどのカットで、どどどっと涙が出た。少林サッカーのパロディだろうが、そのズック靴のボロさが痛々しい。
・貧しいシンチー父は息子にはせめて良い教育を受けさせたいと、高額な学費にもかかわらず息子を有名校に入れている。教育によって出世が可能だとまだ信じている。その有名小学校内の小学生社会がまさに格差社会。金持ちの子供は見事に強欲で、貧しい子やデブの女子を侮辱しまくる。
・そこにミラクル7号がかかわってくるわけだが、はたして・・・。邦題が意味を持つとすれば、貧民層の子である主人公が成長するためのミラクルは、ミラクル7号の超能力なのか? もっと身近なミラクルがあるではないかということか?
・チャウ・シンチーの立ち位置が嬉しい映画でした。シンチーの映画の中で一番かも知れない。
(2008/06/30)
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